今回は頂いた質問にお答えさせて頂きます。
「汗っかき=代謝がいいって言われていますが、汗は体温調節のため出ているのであって、代謝が良いとはイコールではないと思っていて…。本当に代謝を上げることとは何か、知りたいです!」
という質問を頂きましたので、代謝についてお話させて頂きます。
目次
代謝とは?
「代謝」という言葉がよく使われますが、まずは代謝について知っておきましょう!
代謝ってなんだ?
学問的な言葉だと難しくなってしまうので、まずはGoogle先生に聞いてみましょう。
Googleで「代謝」と調べてみると、
代謝とは、食べたもののカロリーをエネルギーに変えるというプロセスです。
と検索ページの一番上に書いてあります。
簡単に言ってしまうと、
“食べたものをエネルギーに変えること”
を代謝と言います。
代謝が良いというのは、食べたものがしっかりエネルギーになっていること。
逆に代謝が悪いというのは、食べたものがエネルギーになっていないこと。
ちなみに、このエネルギーの名前は『ATP(アデノシン3リン酸)』と言います。
大袈裟に言ってしまうと、私たちが食べ物を食べる意味はATPをつくるためと言っても良いくらいです。
本当はもう1つ意味があるのでが、今回はエネルギーに絞ります!
基礎代謝ってなんだ?
よく使われる基礎代謝にも触れておきます。
Google先生に聞いてみると、
生命活動を維持するために必要なエネルギーのことを基礎代謝と言います。 この量は人によってそれぞれ違います。
と書かれています。
これも簡単に言ってしまうと、
“1日中寝てるだけで使われるエネルギーの量”
のことです。あなたが生きるために最低限必要なエネルギー量のことを基礎代謝と言います。
基礎代謝が高ければ、食べたものをエネルギーにする量が多いので太りにくい。
逆に基礎代謝が低ければ、食べたものをエネルギーにできていないので、食べたものがカラダに残ってしまい太りやすくなる。
代謝が良いってなんだ?
一般的にはよく「基礎代謝が高いと代謝が良い!」「汗っかきは代謝が良い!」と言われたりしますが、個人的にはちょっと違うかなーと。
基礎代謝が高いと代謝が良い?
まずは、「基礎代謝が高いと代謝が良い!」ということについて。
結論から言ってしまうと、「良いと言えるし、良いとは言えない」になります。
「えっ!?なんじゃそりゃ!!」って思われるかもしれませんが、代謝が良いというのは食べたものをしっかりエネルギーに変えれることです。
基礎代謝が高いということは、エネルギーをつくった量は多いかもしれませんが、食べたものを効率よくエネルギーに変えれてるかは別。
例えば、
- エネルギーを100つくる力があるAさん
- エネルギーを50つくる力があるBさん
の2人がいたとします。AさんはBさんの2倍の基礎代謝がある感じです。
Aさんが「80」のエネルギーをつくった場合、量は多いですが8割の力しか発揮できてません。
逆にBさんが「50」つくれた場合、量は少ないですが10割の力を発揮できています。
この2人を比べたとき、Aさんの方が確かにたくさんエネルギーをつくっていますが、10割の力を発揮できたBさんの方が代謝が良いと私は思います。
ただ、世間一般的にはエネルギーをより多くつくったAさんの方が代謝が良いと言われます。
基礎代謝をあげるというのは上限をあげていく感じで、代謝をよくするというのは持ってる力はちゃんと使えるようにする感じです。
汗っかきは代謝が良い?
これに関しても「良いと言えるし、良いとは言えない」になります。
汗の役割は、
“体温調整”
です。
体温を一定の温度に保つため、汗をかいて体温を下げるという働きがあります。
それを頭に入れながら一般的に汗をかきやすいと言われる、
- 太っている人
- 筋肉が多い人
を比べていきます。
太っている人は脂肪が多くあります。この脂肪の役割の1つに“保温”というのがあり、これによって汗がかきやすくなってしまいます。
太っている人は脂肪が多いため熱がこもりやすく、それを調整するために大量の汗をかいて体温を調整しています。
筋肉が多い人は、エネルギーをつくる筋肉という「部屋」がたくさんある。そして、筋肉でエネルギーをつくるときには、同時に“熱”もでてしまうんです。
筋肉のある人はたくさんのエネルギーが作られるため、その時にでた熱を調整するように汗をかいて体温を調整しています。
太っている人と筋肉がある人では、汗をかく意味がちょっと違ってきます。
代謝が良いってなんだ?
エネルギーは主に、
- ブドウ糖
- 中性脂肪
からつくられます。
ブドウ糖から出発するものと、中性脂肪から出発するものでは道が違いますが、最後はエネルギーというゴールにたどり着きます。
この道順がスムーズに進むように、
- 酵素
- ビタミン
- ミネラル
が使われます。
個人的に考える代謝が良いとは、
“エネルギーをつくるそれぞれの道がスムーズな人”
です。
代謝が悪い人は、エネルギーをつくる道が進まない人です。
なので、糖質制限を極端にしている人は、ブドウ糖が入ってこないので代謝が悪くなります!
代謝を上げるためには?
代謝を上げることと、基礎代謝をあげることは少し意味が違ってきます。
代謝を上げるために必要なこと
代謝を上げるということは、エネルギーをつくる能力をあげること。50持っている力を50ちゃんと使えることです!
そのためには、
“ブドウ糖”
をちゃんと摂ることです。ブドウ糖はご飯に含まれているもので、ご飯を食べるようにして痩せるようになった人は多いです。
(※適量です。食べ過ぎは脂肪に変わります!)
次に大切なのが道をスムーズに流すための、
- 酵素
- ビタミン
- ミネラル
が必要になってきます。
酵素はタンパク質からつくられるので、お肉・お魚・卵・豆類など。
ビタミン・ミネラルに関しては、色んなものが使われるので「コレ!」というのは難しく…正直全部必要!
それでも強いて上げるなら…豚肉や大豆に入っているビタミンB1は個人的に大切にしています。
あとは、レモンやキウイ、パプリカなどに含まれいてるビタミンCも大切にしたいところです。
ただ熱に弱い!
以上のことから、代謝を上げるためには運動ではなく栄養のほうが大切になります。
クエン酸やカルニチンは?
代謝の話になると、クエン酸やカルニチンがよく言われます。
ただ…クエン酸もカルニチンもある一部分でしか使われません。
一部分しか使われないものをたくさん摂って、全体がスムーズに回ると思いますか?
残念ながら…
基礎代謝があげるためには?
基礎代謝をあげるということは、50の力を100に増やすことです。
基礎代謝を上げるためには、
- 筋肉量を増やす
- 使ってない筋肉を使う
ことが大切です。
正直、筋肉ってあまり代謝が良くないです。
脳や内臓の方が代謝は良い…だけど増やすことやできない…増やすことができるのは筋肉…ということで筋肉を増やすことが基礎代謝アップにつながります!
もう1つは使っていない筋肉を使うことです。
冬眠してる筋肉を起こして上げると、いつもより使われる部分が多くなるので基礎代謝が上がります!
まとめ
- 代謝を上げるとは、エネルギーをつくる道をスムーズに進めること。
- そのためには、ブドウ糖、ビタミンB1、ビタミンCなどの栄養が必要になってくる。
- 基礎代謝は持っている力の上限を増やすこと。
- 基礎代謝を増やすためには筋肉量を増やす、使っていない筋肉を使うことが大切。
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