「ありのままで良い」という罠

何かをしようとする時、ついつい方法から探してしまいます。でも、これが意外と間違っていたりします。

キレイになるときも一緒。方法を探す前に必ずやらなければいけない、『3つ』のことがあります。

意外と気づかない、キレイになるための『3つ』のステップ

今回は、「ありのままで良い」という表現について考えていきます。聞こえは良いと思うですけど……ちょっと勘違いしてしまう言葉です。

「ありのままで良い」って誰に言われたい?

テレビや雑誌なんかで見かける、「ありのまま」というフレーズ。一見素敵な印象を受けるのですが、よくよく考えると……「?」が浮かんできませんか?

「ありのままで良い」という違和感

『アナと雪の女王』が大ヒットしたとき、その中で使われていた楽曲『Let It Go』も大ヒットした数年前。その時の「ありの〜♪ままの〜♪」というフレーズがとても印象的でした。

CMや雑誌なんかでも、「ありのままの自分」というフレーズがよく使われていたり。私も「ありのままって大事なんだなー」と思ったりもしていました。

でも、少しずつ違和感が……。

芸能人がテレビなんかで、「ありのままの自分を大事にして」みたいな感じで言っていることにも違和感。

昔、自己啓発系のセミナーに参加した時も、「ありのままの自分で良いんです!」と言われることにも違和感。それに納得するまわりにも違和感。

あなたは、「ありのままで良い」と言われてどう感じますか?

違和感の正体

違和感を感じながら過ごしていたきとき、ある広告のキャッチコピーを目にした時に「あっ!」と自分の違和感の正体に気づきました。

その広告の詳しい内容は覚えていませんが、

“「ありのままで良い」って誰に言われたら嬉しいですか?”

というキャッチコピーでした。

まさに私が感じていた違和感の正体はこれ!

ちょっと言葉が悪くなりますが、「ありのままで良い」ってお前に言われても嬉しくないよ!ってことなんです。

「そこまでこっちのこと知ってんの!?」ってことなんです。

「ありのままでいい」って誰に言われても嬉しい言葉ではなく、言ってくれる相手によって自分の反応が変わってくると思うんです。

大切な人に言われたい言葉

ぜんぜん知らない人にこの言葉を使れても、一瞬嬉しくなるかもしれません。でも、ちょっと意味が軽くなるように感じます。

自分が好きな相手、信頼している相手、尊敬している相手から

「ありのままで良いよ」

って言われる方が何倍も嬉しいはず!

「ありのままでいいよ」って大切な人から言われるまで、ある程度自分を磨くために頑張らなきゃいけないと思うんです。

“ありのまま”と“今のまま”は違う

「ありのままで良い」というフレーズを無意識に、「今のままで良い」に変換していませんか?

無意識に脳内変換

ついつい「ありのままで良い」と「今のままで良い」を勘違いしてしまうことがあります。

同じような言葉でも、意味合いはぜんぜん違うように感じませんか?

それなのにいつの間にか、「今のままで良い」と脳内で変換されて、そのように受け取ってしまうことがよくあります。

似ているようで、大きく意味は異なってきます。

“ありのまま”の意味

「ありのまま」っていうのは、“あなたは、あなたにしかなれない”という意味が含まれているように感じます。

他人と比較することも大切かもしれませんが、他にばかり目を向けるのではなく自分に目を向ける。

生まれたタネが違うので、性質が違って当然。育ってきた環境が違うので、感受性が違って当然。あなたは他の人にはなれないし、他の人もあなたにはなれない。

だから、あなたはあなたのまま=ありのままでいることしかできない。

そして、ありのままで良いっていうのは今のままで良いということではなく、あなたにしか出せない魅力をだす努力は必要だと思うんです

“今のまま”の意味

「今のまま」っていうのは、“今の状態=現状のまま”という意味が含まれているように感じます。

それなのに、「今のまま」って思うと、今の状態を維持する努力をするわけではなく、「何もしない」という判断をしてしまうことが多い。

基本的に私たちは、1秒ずつ、1日ずつ、1年ずつ歳を重ねていくため常に今が1番若い。そのため、今のままでいるためには努力が必要になってきます。

見た目の問題だけでなく、考え方、興味、行動など、色んなことに対して努力をしないと老け込んでいきます。

私たちは「ありのまま」と聞くと、「今のまま」と脳内変換し、「何もしない」という判断をしてしまいがちです。

ありのままで良いっているのは、決して今のままで良いということではなく、何もしないってことでもないはず。

ありのままを磨く

ありのままっていうのは、何もしないってこととは違います。あなたらしさ、あなたらしい魅了、あなただけの武器をどんどん磨くべきです!

「ありのままで良い」って、人に言われるだけが全てではない。雪の女王のように、自分で自分に投げかけても良い言葉だと思います。

自分なりの理想に近づくために自分を磨く。これってとても素敵なことだと思います。

そして、自分を磨いた手間暇かけた実績や時間は、自信となってあなたのことを支えてくれます。

自分に好きな人がいたりする場合は、その人に「ありのままで良いよ」って言われるまで自分を磨くのも良いんじゃないでしょうか。

「今のままで良いよ」って言われた場合も、今のままを維持できるようにやっぱり磨かないといけない。

「ありのままで良い」っていうのは、自分で自分を認めるにしろ、他人に認められるにしろ

“ありのままの自分を受け入れ、ありのままの自分を磨く”

ってことのような気がしています。

決して、現状のままで良いとか、何もしなくて良いという意味ではないんです。

まとめ

  • 「ありのままで良い」って言われることよりも、誰に言われるかの方が大事
  • “ありのまま”と“今のまま”が意味が違う。また、何もしなくて良いってことでもない。
  • 「ありのままで良い」とは、ありのままの自分を受け入れ、ありのままの自分を磨くこと。他人に目を向けるのではなく、自分に目を向けること。

 

 

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