今日の東京は少しだけ暑さが落ち着いています。
1週間前は冬の南アフリカに研修に行ってたので、日本の暑さにはまだ慣れません…。
それにしても猛暑をこえる酷暑で、連日テレビでは熱中症のニュースがスゴイですね。
今回は、熱中症で気をつけるポイントを運動指導の立場からお伝えします!
目次
熱中症になりやすい人
テレビでは、
・水分補給
・クーラーで冷やす
・塩分を摂る
などが伝えられていますが、もっと根本的なことをお伝えします。
いつも通り生活しようとしてません?
熱中症になりやすい人の特徴は、
『いつも通り生活しようとしている人』
です。
「えっ?」と思うかもしれませんが、そうなんです。いつも通りに生活しようとしている人は、熱中症になってしまう可能性が高くなります!
なぜなら…
これだけ暑いと、暑さに対応するためにカラダはかなりの体力を使います。その分、仕事や家事などの日常生活にまわる体力は減ってしまいます。
体力が減っているのにいつもと同じように生活してしまうと、“キャパオーバーとなってしまい”体力不足で暑さにも対応することができなくなり、熱中症になりやすくなります。
カラダのサインに気づいてますか?
熱中症にならないために、キャパオーバーが近づいてくるとダルくなったり、めまいがしたり、カラダはあなたの動きを止めるために「休もうよ!」と反応をだします。
しかし、若い人はこの反応を無視してついつい無理をしてしまう。そうすると、カラダはオーバーヒートを起こし倒れてしまいます。
実際に若い人でも、熱中症になる人が多くなっています。
カラダのサインはあなたの状態をあらわしているので、敏感に反応したいところです。
気候に生活を合わせる
『いつもと違う気候だから、いつも通りに生活しない』
というのは大事な考えです。
いつもよりダラダラしたり、いつもよりサボり気味に作業をしたりするのは立派な熱中症対策!
とは言っても、そんなことばっかりしていると生活が成り立ちません。私も妻に怒られます。
体力を増やす
そこで大切になってくるのが、
『体力を増やす』
という考え方です。
食事に目を向ける
体力を増やすといっても、今から運動をしよう!というわけではありません。むしろ、暑い中での運動は危険です。
余談ですが、あんな気温で日中からグラウンドで運動したり、エアコンのない体育館で運動している子どもたちが本当に心配です…。運動するなら涼しい環境で!
体力を増やすというのは、
『食事の質をあげる』
ということです。
体力の源は、口から入ってくる食べ物。
暑さに体力を奪われても、日常生活がしっかり過ごせるだけの体力が残るように、食事をしっかり摂ることが大切になってきます。
食べる量が減ると…
しかし、高齢者の方は食べる量が増えるどころか、夏バテで食べる量が減ってしまいます。そうすると、体力が足りなくなってしまうので熱中症に。
夏バテが起きるのも、体力不足。食べる量が減ってしまうと、ますます体力が減ってしまい悪循環。
熱中症対策でまず考えなければいけないのが、
『体力を増やす=食事の見直し』
です。
食事を見直すポイント
夏はダイエットする人が増えたり、食事を減らす傾向にあります。
ポイント①:炭水化物
“炭水化物を抜く”というはあまりオススメできません。ご飯に含まれているブドウ糖は積極的に食べたほうが良いです!
ただ、ご飯があまり食べられない人もいると思います。
その場合は、アイスがオススメです。カラダを冷やしてくれますし、ブドウ糖も入っているのでこの夏は食べたいところ。
旬の果物にも、果糖だけではなくブドウ糖も入っています。
ブドウ糖はあなたのガソリンです。体力を使うこの時期は、できるだけしっかり補給したいところ。
うちの妻は食が細いので、食後にアイスや果物を食べています。
ポイント②:タンパク質
タンパク質はカラダに必ず必要な栄養です。
「食欲がないから…」と言ってお肉などを避けてしまう方!お肉じゃなくも良いので、お魚、卵、豆腐、納豆、大豆、練り物系など、食べれそうなもので大丈夫です。
ちなみに、タンパク質は30歳でも、40歳でも、50歳でも、60歳でも必要な量は一緒です!
ポイント③:塩分
塩分はかなり大事です。
減塩が当たり前になってきているので、塩分を少なめにしている方が多いと思います。しかし、塩分に含まれているナトリウムは、心臓を動かすのにとても大切な栄養。
汗をかきやすいこの時期は塩分が不足しがちです。少し気にしてみてください。
ポイント③:その他の栄養
体力をつけるためには、ビタミン・ミネラル全般がいつもより必要になってきます。
その中でも少し意識したいのは、ビタミンCとビタミンBたち。
とくにたくさん使われる栄養なので、体力アップのためにはいつもよりしっかり摂りたいところ。
旬のフルーツである、スイカ、メロン、ぶどう、ももなんかにも含まれています。
ポイント④:水分補給の仕方
水分補給はかなり言われますね。
ただ、気をつけていただきたいのが“一気に飲んでも意味がない”ということです。
飲みすぎてしまうと血管がパンパンになってしまいますし、吸収できる量は限られるのでトイレの頻度が増えるだけです。
一気にたくさん飲むのではなく、
『こまめに水分補給する』
ことが大切になってきます。
まとめ
- 気候に合わせて行動しないと、熱中症になりやすくなってしまう。
- 熱中症は体力不足=栄養不足が原因。いつも通りの生活をするためには、体力=栄養を増やしていく必要がある。
- 食事を見直すときは、ブドウ糖、タンパク質、塩分、ビタミン・ミネラル、水分の摂り方を意識する必要がある。
追伸:
【体験や最新ボディメイク・栄養情報を配信】
〜友達追加していただいた方へ〜
“指4本分のO脚が指1本分になった”
お客様のホームエクササイズのコツをまとめた、
『美脚を作る2ステップ』
をプレゼント中!
PCまたはauでApple製品の方をお使いの方はID検索で友達追加
ID⇒@kimura
※@マークを忘れずに
コメントを残す